ジン 愛美華ヴィクトリア
表紙の写真画像
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【氏名】 ジン愛美華ヴィクトリア
【作品タイトル】記憶の棺
【作品テーマ】余命わずかの患者とその遺族を対象とした新たな生前葬の企画
【テーマ解説(200から300文字)】
大切な人との死別は誰もが避けられない経験であり、後悔や違和感が伴うことが多い。自身も母を亡くした際、「もっと話しておけばよかった」「一緒に出かければよかった」といった後悔と、明るい母の最期が重々しい雰囲気で執り行われたことへの違和感を抱いた。この経験から、後悔や違和感を軽減する新しい形の生前葬「記憶の棺」を提案する。この企画では、棺桶型のタイムカプセルを用い、「死」を未来へのメッセージや生きた証を残す機会として再定義することで、参加者が「今」を見つめ直し、大切な人々と本音で向き合う場を提供することを目指す。
【作品の詳細がわかる画像(データまたは当日展示風景)】
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【作品の全容がわかる画像(当日展示風景)】
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【展示を終えての感想】
・ひとまず何とか形にすることができ安心。しかし、より「死」というものに対してのリサーチが必要だと感じた。
また、やはり「生前葬」というものを実際に実施し、体験することで得られるものがあると思うので、春休みに一度、実施したいと思う。
【今後の課題】
・「死」に対してのリサーチ
・生前葬を行うためのスケジュール・参加者リスト・コンセプト・会場・ドレスコード等の作成
企画書制作
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実物大の棺桶を展示することや、展示日に生前葬を行うことは難しい。また、その展示を見て「死」に対する関心が高まるとは思えない。
そこで「棺桶」と何かを組み合わせ、とっつきやすくする。
タイムカプセル
「タイムカプセル」と「棺桶」の共通点
1.人々をつなぐ媒介
タイムカプセル:未来の自分や他者、世代を超えた人々とのつながりを生み出す。
棺桶:亡くなった人と遺族・友人のつながりを解消する。
どちらも、「時間や空間を超えた絆」を象徴する役割を持っている。
2.個人の存在と人生の証明
タイムカプセル:その人の好きなものや価値観、未来への願いを詰めることで「その人らしさ」を示す。
棺桶:亡くなった人の人生や思い出を封じ込めるものとして「その人らしさ」を象徴する。
どちらも、個人のユニークな存在を未来や遺族に伝える役目を担っている。
3.別れの象徴
タイムカプセル:現在との一時的な別れを象徴し、未来の再会を楽しみにするもの。
棺桶:永遠の別れを象徴し、遺された人がその人を思い返すためのもの。
どちらも「時間的・空間的な間隔」を意識させる存在。
タイムカプセルと棺桶はどちらも、「記憶の保存」「時間を超えたつながり」「未来へのメッセージ」を象徴する特別なオブジェであり、人生の節目や重要なメッセージを残す手段として似た役割を担っている。
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【先生からのフィードバック】
・プレ卒の段階で、まず生前葬を開催するとして、その開催風景を写真や映像に記録に残す方がいい。
・生前葬を開催するのがヘビー過ぎるのであれば、雰囲気が伝わるような写真で伝えるのもいい。
▶︎プレ卒で生前葬を一通り実施するのは、制作期間・展示時間ともに不可能。
まずは、お葬式の一番メインであり、多種多様なカスタマイズへの展開ができそうな棺の制作し、入棺までをすることで
「自分ならどんなデザインの棺にしようかな」という点から身近に死について考えてもらうことが可能なのではないか?
【制作テーマ】
余命わずかの患者とその遺族を対象とした(生前葬)の提案(再解釈)・制作
【テーマ解説】
大切な人との死別は、一生のうちで誰もが経験しなくてはならない。だが、その瞬間が訪れると、必ずと言っていいほど、後悔が残る。それは当たり前のことで、仕方のないこと。しかし、防げる後悔があるのであれば、できる限り防ぎたい。悲しさや寂しさ、ショックを減らすことはできないかもしれないが、対策次第で、後悔を減らすことはできるのではないだろうか?
そんな考えをもとに、死別後の後悔を減らすことを目的とした生前葬の企画を考えることで、大切な人との繋がりを再認識して欲しいと考える。
(目的)死別後の後悔を減らす
(ターゲット)余命わずかの患者とその遺族
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【先生からのフィードバック】
・1回、自分の生前葬をプレ卒でしてみるのもいいかも。
・生前葬とは別で、自分オリジナルの企画として考えるのもあり。 (オリジナルの名前で 𓏸𓏸パーティー的な?)
・最終的に「可愛いな」「面白いな」で終わるのではなく、「自分ならどんな生前葬にしよう。」「終活に対して考えてみよう。」などのように作品を見て”アクション”を起こせるようにした方がいい。
↓【アンケートご協力のお願い!!!】
Googleフォームにてアンケートを実施しています。
5問の質問、全て選択制の質問なので30秒で終わります!
ご協力お願いします!
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「死」の中でも「大切な人との死別」をメインに設定
↓子どものときに親を亡くした青年の死別から現在までの体験と変化
上記の文章から抜粋
「大切な人との死別は、一生のうちで誰もが経験しなくてはならない、避けようのない喪失体験である。死別によって人は、大きな悲嘆感情と心身の痛みを感じることになる。」
「死」をテーマにすることを決定
大切な人が亡くなったあとの後悔は多い
例)〇〇しておけばよかった・伝えておけばよかった等
▶︎後悔を減らせると共感性が高まるのでは?
「生前葬」
普通のお葬式と違い、当事者が生きている状態で行うので、会話ができる。
▶︎会話によって減らせる後悔はある
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【全体に向けたフィードバック】
目的をはっきりさせる(ゴール)手段は何通りあってもいい
例)目的▶︎行動を促したい 手段▶︎紅茶・おみくじ 等
誰に向けての制作なのかをはっきりさせる(ゴール設定)
共感性があるとゴール設定に向けやすい
例)耳が聞こえにくい ▶︎耳が聞こえにくい人・障がいを持つ人等
【先生からのフィードバック】
・カラフル・ポップと「死」の組み合わせが面白い
・死を軽く取り扱うと批判がくると言っていたが ︎ 批判が来てもいいと思う。恐れると何もできないので、勢い大事
・死生観 死に対しての捉え方 海外によって違う▶︎各国の死生観を調査してみるといい。